お薬手帳を持ちませんか?

薬局でお薬をもらう時に「お薬手帳をお持ちでないですか?」と必ず聞かれるかと思います。もちろんこれには副作用等や飲み合わせを調べられる等のメリットがありますが、もう一つ利用者側に大きなメリットがあります。

それは「お薬手帳を持っていないと、薬代が高く取られる可能性がある」ということです。
そもそも薬局で支払う金額は、厚生労働省が定める「調剤報酬点数」にて決定され、その規定は定期的に更新されます。

「調剤報酬点数」は
「調剤技術料」、「薬学管理料」、「薬剤料」、「特定保険医療材料料」で構成されています。この中の「薬学管理料」は「調剤管理料」と「服薬管理指導料」で構成され、服薬管理指導料はお薬手帳を持参すると点数が下がり、薬代が下がる可能性があります。

また、国の方針として、在宅医療やデジタル化による業務効率化を推奨していくようです。これため、今後オンライン受診より実際の通院により治療費が高くなる、マイナンバー保保険証の有無等により治療費が違ってくる可能性があります。

お薬手帳の電子化も進んでおり、スマートフォンのアプリにてお薬手帳を持つことができます。こちらだと持ってき忘れた・紛失した等の懸念も少ないかと思われます。

お薬手帳を持っていてもデメリットはありませんのでぜひとも作成してみてください。

>最後に

最後に

最後までご覧いただきありがとうございます。

CTR IMG